札幌では只今ライラックまつりが開催されるなど、徐々に春から次のシーズンへ
進んでいるのを日に日に感じる今日この頃です
気持ちの良い日が続き、ドライブを楽しまれる方も多くなっていることともいます。
そこで今日は、SEVとは関係なく、ドライブ前の点検について書かせていただきます
夏タイヤに交換されそろそろ1か月くらいになると思いますが、
皆様タイヤの空気圧は点検されていますでしょうか?
ここ数日暖かい日が続いておりますので、タイヤの内圧も変化しております。
1か月前と比べ、私の車は240kPaのところ250kPaと10kPa上がっておりました
外気温により空気圧が変化したものと思われます。
このまま走行すると、空気圧が高いことでタイヤのセンターが減りやすく、
センター摩耗してしまい、タイヤ寿命が短くなってしまいます
こまめな点検で適正空気圧にすることで、よりタイヤ寿命を延ばすことができます
お車の適正空気圧表記は、ドア開放部や給油口などに記載されており、
取扱説明書にも記載がされております
また、空気圧が減っている場合は、パンクなども考えられますので、
一度適正空気圧に調整して、それでも減るようであれば、工場などで点検が必要です。
タイヤにくぎなど刺さっていないか、タイヤとホイールの圧着面にさびなどないか、
またエアーバルブからの漏れはないかなど、目視による点検もできます
また、純正サイズではなく、インチアップしている場合は、ロードインデックスから
適正空気圧を導きださなければなりません
タイヤサイズの後に記載されている数字(この場合95)がロードインデックス(負荷能力)で、
規格が日本のJATMAが採用しているスタンダード規格(STD)と、
ヨーロッパ規格のエクストラロード(XT)・レインフォースド(RFD)企画などがあり、
それによっても負荷能力は違ってきます。
上記のタイヤは、BRIDGESTONタイヤですが、規格はエクストラロードで、
ロードインデックスが95、指定空気圧が240kPaですので、1本の加重指数は595kgになります。
このタイヤを、例えば235/35R19にインチアップすると、ロードインデックスは91になってしまい、
同じ空気圧では加重指数が足りなくなってしまいます
その場合、加重指数を満たすため、280kPaにすることで加重指数が600になり、適正空気圧となります
大まかですが、ロードインデックスの不足分、95-91=4 × 10kPa 、
すなわち40kPa多い空気圧にすれば、おおよそクリアできます
ただし、タイヤによって最大空気圧が決まっているものもありますので、
その場合はタイヤ専門店などでご相談されるのがいいと思います。
適正空気圧を導き出すことは、私でも可能ですので、お気軽にお問合せください
これからのシーズン、ドライブ前に空気圧点検をして、楽しいドライブにお出かけください
津田@札幌店長